特徴
- 国内開発・国内製造・国内校正
- 日本国内防爆(TIIS)認定を取得
- -100~+20 ℃dpの露点測定範囲
- 精度±2 ℃dp
- 高応答速
- 競争力ある価格体系
- Zone 0(ゾーンゼロ)での使用が可能
- 充実のサポート体制
- 国家標準へのトレーサビリティー
主な用途
- 石油化学プロセス
- 可燃性ガス、窒素、水素、メタンなどの各種炭化水素ガス、天然ガスの水分管理
- 危険場所での計装エアーの水分管理
- 溶接用ガス
- その他、危険場所での露点測定
POINT
国内防爆認定露点計
TK-100防爆露点トランスミッターは爆発危険区域でのガス中水分計測を念頭に開発された静電容量式露点計です。静電容量式露点計は、水分吸着量に応じ静電容量が変化する素子を検知部として用いた露点計です。
本器は、絶縁バリアと組み合わせて本質安全防爆システムを構成、特別危険箇所(旧指針0種場所 Zone 0)での使用が可能です。非危険場所に絶縁バリアを設置、トランスミッターへの電源供給も非危険場所で行います。
測定範囲-100 ℃~+20 ℃の露点を精度±2 ℃で検知、測定値はアナログ4-20 mAで出力され、絶縁バリアを介して非危険場所での露点管理に用いられます。
導入しやすい価格帯を実現
弊社は製造・生産ライン・校正まですべての工程を国内で行なうことにより、品質を最重視し、かつお客様のあらゆる現場状況に導入しやすい価格帯でのご提供を徹底的に追及しております。
同時に、短納期での出荷体制を確立いたしました。
高品質の国産露点計
株式会社テクネ計測は、過去40年にわたり露点計を中心とする水分管理・計測機器を取扱ってまいりました。静電容量式(インピーダンス式)露点計TK-100シリーズは、株式会社テクネ計測の主力商品の防爆対応版です。
TK-100防爆露点トランスミッターはバリアとの組合せが必要です。オプションでバリアをご用意しています。
サンプリング
TK-100防爆のサンプリングはとても簡単です。
直接ダクトまたは測定環境に設置するか、バイパス可能な場合は、フィルター・センサーブロック・流量計を設置しサンプリングを行って下さい。これらは“スターターキット”としてオプションで購入することもできます。
システム構成、サンプリング機器
精度の高い水分計測を行うためには、測定ガスの種類、汚れの程度、流量、圧力や測定したい露点などを考慮して、適切な配管材質・機器を選定することが必要となります。
通常はセンサーブロックを使用し測定を行いますが、測定ガス、環境がクリーンな場合、検知部に5/8 UNFの接続用ネジが備えているためダクトにネジを切り直接挿入することが可能です。