SADP
英国SHAW 社製低露点用ポータブル特徴
- ドライチャンバーによる低露点測定
- 高応答速
- 簡易操作
- バッテリーチェックも簡易
- 5 種類のセンサーからの選定
- 現地にて校正可能
主な用途
- ドライエアーのスポット管理
- N2、Arなどの各種ガスの計測
- 工業炉内のスポット管理
- ガスボンベ品質のスポットチェック
POINT
ドライチャンバー搭載による高応答速
露点センサーを非測定時にドライチャンバーに格納することにより、常に迅速なスポットチェック測定を実行できるようになります。
スポットチェックと連続運転の両用途に使用でき、特に低露点の計測に強い露点計です。
簡単な操作
本体前面の表示板により露点の数値を見ることができるので、機器の測定状態を容易に確認できます。
また、機器前面のロータリースイッチを回すだけでOFF、バッテリーチェック、測定と切替えができとてもシンプルなのも世界中で親しまれている理由のひとつです。
現地校正
本機器にはオートキャリブレーション機能があり、ご使用前にユーザー様ご自身による校正が可能です。
長寿命バッテリーにより通常の使用で1~2 年お使いになれますが、バッテリーの寿命チェックもお客様ご自身で行うことができます。
機器前面のロータリースイッチをバッテリーチェックに合わせると指針が動き、電池の残量を一目でチェックできます。
オートキャリブレーション
最も重要な機能の一つであり、SHAW 社特有のユニークな機能として、オートキャリブレーションがあります。本機能はお客様ご自身で、特別な熟練を必要とせず最小限の時間で現場で容易に実行できます。
SHAW 社センサーは、測定範囲の下限値がゼロ点、測定範囲の上限値つまり水蒸気量が最も多い状態で飽和するように製造されています。したがって、まず、前面のロータリースイッチにより測定上限値の測定を行い、誤差が生じている場合には、ポテンショメーターで調整を行います。これによりスパン値の調整を行うことができます。
尚、本オートキャリブレーション機能は、簡易校正であるため、1 年に1 回、(株)テクネ計測での校正を行うことを推奨します。