世界最高峰の
高精度鏡面冷却式
(ミラー式)露点計
テクネ計測では、ProcessInsights(PI)社製にて製造されるMBW鏡面冷却式(ミラー式)露点計を提供しております。
PI社MBW鏡面冷却式(ミラー式)露点計は、その安定性・精度から各国の標準機関が採用しており、世界トップクラスとの揺るぎない評価を頂いております。
世界各国の湿度スタンダード
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- アメリカ
- NIST(National Institute of Standards and Technology)
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- イギリス
- NPL(National Physical Laboratory)
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- ドイツ
- PTB(Physikalisch-Technische Bundesanstalt)
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- スペイン
- INTA(International Trademark Associatin)
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- スイス
- MBW(MBW Calibration AG)
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- フランス
- CETIAT(Centre Technique des Industries Aerauliques et Thermiques)
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- シンガポール
- Singapore Enterprise(Standards, Productivity, and Innovation Board)
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- イタリア
- INRiM(ISTITUTO NAZIONALE DI RICERCA METROLOGICA)
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- オランダ
- NMI(Mi Certin B.V.)
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- フィンランド
- SFS(Standards Association)
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- 日本
- NMIJ(計量標準総合センター)
MBWを国家標準機として採用する主な機関
選定表
※ORIS機能:
低露点時の応答速を早めるMBW独自の機能
★:国家標準クラス
MBW 鏡面式
(ミラー式)露点計の特徴
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ORIS機能による高応答の実現
鏡面冷却式(ミラー式)露点計による微量水分測定においては、鏡面への結露量が非常に少ないため、安定までに時間がかかります(グラフ赤線)。
これに対し、ORIS(Optimum Response Injection System)機能は僅かな水分を強制的に鏡面部に加える機能で、鏡面表面の結露量を増加させることができます。これにより測定値が安定するまでの応答時間を画期的に短縮することに成功し、従来の方式では数時間あるいはそれ以上かかっていた測定を数分で行ううことが可能になりました。 -
自動ミラーチェック機能
鏡面上にゴミが残っていても、その影響の大きさを数値化し 補正するのが自動ミラーチェック機能です。鏡面を加熱し露 または霜を取り除き、残ったゴミの量を見積もって補正を行 います。お客様が設定された間隔で周期的に行うことも可 能ですし、鏡面の状態を確認したいときに手動で行うことも 可能です。残ったゴミの量はディスプレイに表示されますので、常に鏡面の汚れ具合を把握できます。
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フルカラータッチパネル
フルカラー高解像度液晶ディスプレイ、多機能のタッチパネルを装備しています。明暗を強調したワイド画面、大きく読み易いフォントにより、快適な操作性をお約束します。画面上に表示されたボタンやメニューを選択することで、湿度、温度、および圧力を様々な単位で表示させることができます。
数値表示とグラフ表示の切替も可能で、ユーザーカスタマイズも可能です。 -
フォースフロスト機能
正確な測定には、結露が水の状態か氷の状態かを判定することが重要です。通常0℃以上で水、0℃以下で氷の渋滞で結露しますが、-20℃~0℃の範囲では水、または水と氷の状態が混在して結露する場合があります。この状態の判別は目視による観察なしでは非常に困難です。MBW373では、露点0℃以下になると-40℃以下に急速冷却して強制的に氷の状態で結露を発生させた後、露点測定を行います。0℃以下では必ず氷の状態ですので、この様な誤差は生じず、正確な測定が可能です。